8月21日から3泊4日で八ヶ岳の白駒池から赤岳鉱泉まで縦走、そして赤岳登山という予定で夏合宿に行く予定でした。ところが本州付近に停滞する前線の影響で天候が悪く、雨にたたられ2泊3日で撤退してきました。
1日目(8月21日)
船橋駅を8時前に出発、各駅停車を乗り継ぎ中央線茅野駅に着いたのは1時過ぎ。そこからバスに乗り換え、白駒池入り口で降車。ここから白駒池までの途中で雨が降り出してしまいました。
キャンプ地に着いた後、雨の止み間にテントを設営し、夕食準備。早々にテントに引き上げてこの日は終わりました。
左:バスを降りたところ 右:テント場(すのこ板が狭いのが難点)

夕食準備(雨でも楽しんでいます)
2日目(8月22日)
予定通り6時にキャンプ地を出発。出発と同時に降り出した雨の中を高見岩、中山と進みました。雨で岩の上は滑りやすくなっている上、途中登山道が水没しているところが何カ所も有り、何度も渋滞してしまいました。時間も予定から遅れ始めました。途中の展望所になっている中山山頂では風が強くとても経っていられる状況ではありませんでした。
中山峠から予定経路を外れ、黒百合小屋におりました。この先は天狗岳の狭い道が待っています。雨が止む気配がなかったので、仕方なくここでテントを張り、休憩することにしました。
お昼前、雨が止んだので生徒に天狗岳でも往復しようと提案したのですが、雨で濡れた体と心は重く、動ける状態ではありませんでした。
翌日の早朝に天狗岳をサブザックで往復することを告げ、2日目はテント中で停滞しました。

左:高見石で休憩 右:中山展望所(風が強く何も見えません)

黒百合平で幕営
3日目(8月23日)
一晩中、強風が吹いていました。4時頃から降り出した雨が強まり、とても、天狗岳まで往復できるような状態ではなくなりました。HPを見ると前線通過による雨のようです。天狗岳をあきらめ、雨が止むまでテントで待機ということにしました。8時30分ころ雨が弱まったのでテントを撤収し、下山することにしました。
下山を開始するとまた雨です。予定コースタイムを1時間以上も上回って渋の湯に到着。温泉で山の疲れをとり、バスに乗って茅野駅まで降り、電車に揺られて船橋に戻りました。

左:渋の湯で記念撮影 右:帰り小淵沢から見えた地蔵岳。反対側には八ヶ岳がくっきり見えました。もう1日ずれてくれたら‥
夏の天候が安定しているのは一般に8月上旬といわれています。その時期に計画を立てるのが王道のようです。