令和3年1月20日
PTA会員様
千葉県立船橋啓明高等学校
PTA会長 佐藤 智子
向春の候、会員の皆様方におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。また、日頃よりPTA活動に御支援、御協力を賜りありがとうございます。
さて、本校のPTAが整備しました冷房設備のうち、普通教室分のリース代・電気代その他不測の事態にかかる費用については、令和元年度より千葉県が負担しております。
つきましては、これまで積み立てられた予備費のうち、普通教室分を卒業生の代表組織である同窓会に返還したいと考えております。また、今後の冷房設備運営費について試算をした結果、年額を減額し、保護者の負担を軽減することが可能と判断いたしました。この2件の議案について、会則第10条の2及び冷房設備運営規程第5条の規程に基づきPTA臨時総会を開催いたします。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、この度の臨時総会については書面決議とさせていただきます。
このことについては、本日、お子様を通じて文書を配付しておりますので、内容を御確認いただき、以下の案件についての承認または否認に○をつけ、署名・押印の上、お子様を通じて令和3年2月10日(水)までに担任に提出くださるようお願いいたします。
また、質疑等のある場合下の連絡先に電話等でお問い合わせ下さい。
連絡先
県立船橋啓明高等学校
総務図書部長 松井 智也
TEL 047-438-8428
【第1号議案】
○PTA特別会計(冷房設備運営費)予備費の一部返還について
PTA特別会計(冷房設備運営費)予備費のうち普通教室分相当額について、同窓会に一括変換する。
その金額は、9,400,000円とする。
【理由】
・本校のPTA負担空調のうち普通教室分については、平成20年及び23年度(旧船橋西高校)に設置され運営されてきたが、令和元年度より運営費が県費負担となり、不測の事態及び撤去費用についても県費で負担することとなった。
ついては、これまで積み立てられてきた平成30年度末までの普通教室分予備費相当額についてはこれまでの負担者に返還すべきであるが、負担者を遡って特定し返還することは現実的に困難であることから、卒業生の代表組織である同窓会に一括返還し、ご活用いただこうとするものである。なお、返還金額の計算式については、文書を御確認下さい。
【第2号議案】
○PTA冷房設備運営規程の一部改正について(案)
PTA冷房設備運営規程の一部を次のように減額改正する。
・第3条中、「年額9,200円」を「年額7,800円(月あたり650円)」に改める。
附則
この規程は、令和3年2月19日から施行し、令和3年4月1日から適用する。
【理由】
・第1号議案の提案が可決された後の予備費残は、令和2年度末において720万円を見込んでおり、特別教室分のリース契約終了である令和11年5月末までの撤去費及び不測の事態に備えた予備費の積立を考慮しても、減額が可能と試算したため。
但し、今後学級減が続き予備費の不足が見込まれた場合には、改めて運営費徴収金額の見直しを検討する。
【同窓会に返還する冷房予備費の活用について】 PTAで整備した普通教室分冷房予備費940万円の返還を受け入れるにあたって、同窓会からは、その返還金を今後の生徒の教育に還元できるもの、そして船橋啓明高校の発展に寄与するものに活用してほしいと言われております。
ついては、本校としては普通教室のICT環境整備のため、以下のように購入・設置(寄附)を進めていく予定です。
【整備概要(予定)】
(1)設置機器・台数 プロジェクター・スクリーン・プロジェクター台 24セット
(2)設置教室 普通教室 全24教室
(3)購入費用 約552万円(1教室あたり23万円)
※その他、設置にかかる経費が別途必要となる見込みです。
【各教科における機器活用例】

工芸の授業でのプロジェクターの活用例
※生徒に作業時の手元を拡大して見せるために使用しています。

物理基礎の授業でのプロジェクターの活用例

コミュニケーション英語Ⅰの授業でのプロジェクターの活用例
※PCからスライドを投影し、生徒に見せながら授業を進行しています。