校長からのメッセージ

校長室から
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2020/04/08

R2 入学式 校長式辞

| by Pricipal
令和2年度第44回入学式 校長式辞  
令和2年4月7日 校長 田中 浩紀

 まず始めに,このたびの新型コロナウィルス感染拡大防止の措置により,大切な入学式をこのように内容を縮減した異例の形で行わざるを得なくなったこと,本来ならば喜びと希望のみにあふれた入学式であるべきところ,コロナ感染の不安を抱えお集まりいただいたことについて,大変遺憾に思いお詫びを申し上げます。しかし,厳しい入学試験を乗り越え,見事合格された皆さんの本日の祝事には何の変わりもありません。改めて心より入学のお祝いを申し上げます。
 本校は,千葉市東部の千城台の地に,地域の大きな要望と期待を受けて今から43年前に開校し,これまでに14,000名を超える卒業生を輩出しております。「自立」「調和」「貢献」の3訓を校訓とし、さらに「あなたの夢を未来につなぐ千城台高校」をキャッチフレーズに,安心して3年間過ごせる学校生活をベースとして,学習指導,進路指導に力を入れています。
 さて、今我々を取り巻く環境は激変を続けています。このたびのコロナショック一つとってみても,これからは過去の経験ややり方が全く通用しない問題が次々と起きてくることが予想されます。高校は,皆さんがこうした問題に直面した時にも,それに負けない人間になるために必要な力を身に付ける場所です。
 千城台高校では,その力を育成目標として3つ設定しています。「学ぶ力」,「人間力」,「健やかな心・体力」の3つです。時間の関係もありますので,本日はこのうち「学ぶ力」について少しだけお話させていただきます。
 「学ぶ力」とは単に知識量や受験学力を指すのではありません。まず,自ら課題を見つける力,そして情報を的確に集め,課題を解決するための方法を考える力,試行錯誤しながら問題にねばり強く取り組む力,周囲の人と協力して課題に取り組むコミュニケーション力や協調性,そして,自分なりの解を表現する力などを指します。つまり,未知の問題や壁にぶつかったときに,主体的に問題解決できる力を「学ぶ力」と位置づけています。
 本校では,こうした力を付けるために,少人数制や習熟度別の授業はもとより,LHRや学校行事,総合的な探究の時間におけるキャリア教育や部活動などで,他者と積極的に関わり,多様な考え方や価値観を受け入れながら自分自身の考えや意見を表現し,互いに協力しながら課題を解決していくための力の育成を図っています。
 皆さんは,将来への志を高く持ち,友達と切磋琢磨しながら,千城台高校で学んで良かったと後々まで思えるような高校生活を送ってほしいと切に願います。
 さて,保護者の皆様,改めまして本日は誠におめでとうございます。私たち教職員は,今日からお子様一人一人の能力を伸ばし,将来大輪の花を咲かせる土台づくりに誠心誠意取り組んでまいります。このとき,最も大切なことは,生徒,保護者,教員が三位一体となり,同じ方向を向いて教育に取り組んでいくことだと考えております。子どもは時に道に迷い,挫折し,親も教員も悩むことがあるかもしれません。しかし,どんな時も,すべては「この子をよくするため」。この一点さえぶれずに同じ方向を向いていれば,必ず未来は開けてくるものと信じておりますので,どうか,保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。
 最後に,これからの新入生の皆さんの活躍と充実した学校生活,そして何よりも安全を祈念して,式辞といたします。
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