校長からのメッセージ

校長室から
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2021/09/01

R3 2学期始業式 校長講話

| by kanri

令和3年度 第2学期始業式 講話

  

全校生徒の皆さん、おはようございます。久しぶりに友達に会えて、積もる話もいろいろあるでしょうが、少しだけ我慢して、話を聞いてください。

 

4月の始業式の冒頭に、「新聞、テレビ等のニュースでは、連日、新型コロナ感染者数が報道され、千葉県内でも100名を超える数字から、なかなか減らない状況が続いています。」と切り出しました。  

現在、国内のいたるところで、デルタ株による感染が急拡大し、千葉県内でも4月段階の10倍にあたる、1,000人を超える新規感染者数が連日報道され、緊急事態宣言が続いています。つまり、感染の危険度が、10倍の状況が続いているということです。

 

このような状況の中、8月23日付けの県教委からの通知によれば、すでに直前の準備段階にある文化祭等の学校行事については、中止ではなく、規模縮小等を十分検討し、感染対策を万全にした上で、実施可能とされています。本校は今週、まほろば祭の文化の部の準備、そして本番と続きます。皆さん一人ひとりが、「まほろば祭」をやりたいという意義や、必要性を十分に認識し、感染対策に全力で取組むことこそが、成功への第一の鍵となります。是非、一人ひとりが、そして、クラス・部活動がチームとして、感染しないよう最大限の注意を払って、成功に導いてくれることを願っています。

 

さて、今日は9月1日です。9月1日といえば、何の日かご存知ですか。そう、「防災の日」です。なぜ今日が防災の日になったのでしょうか。今から、98年前の1923年に関東大震災が起こりました。東京を中心として大震災が起き、ちょうど昼ご飯の支度で、各家庭では火を使っていて、あちこちで火災が起き、約10万人以上の人々が犠牲になったと言われています。ちなみに、10年前の東日本大震災では、巨大な津波により、約2万人が犠牲になったといわれていますので、いかに関東大震災の被害が甚大であったのかが伺えます。

その後も、我が国では大きな地震が何度も起きていますね。近年でも、阪神淡路大震災、先ほどの東日本大震災、熊本大震災など。また、一昨年の秋には、千葉県にも大きな台風が襲来し、多くの民家の屋根が飛ばされ、送電線の鉄塔が倒壊し、大規模な停電が何日も続きました。この時は、土砂災害や洪水で、多くの人々が被害を受け、避難所生活を余儀なくされた人も大勢出ました。

 

ところで、皆さんの家庭では、災害に備えて避難所の確認や、ハザードマップの確認、防災グッズや、食料・飲料の備蓄などをしていますか。10年前の東日本大震災の時は、千葉市内でもスーパーやコンビニから、食料品が一切なくなったり、電車・バスが止まったり、車のガソリンを入れるのに、3時間も待つということもありました。「備えあれば憂いなし」皆さんも、常日頃から、いざという時の備えとして、自分の部屋の片隅に、一番食べたいカップ麺やスープ、飲み物などの「マイ非常食」を用意し、年に一度は入れ替えるなど、日頃から防災の意識を持つことが大事だと思います。

最後に、コロナ禍で緊急事態宣言が、9月12日まで延長されることが決まっており、新型コロナという災害に、生活が脅かされる状況が続いています。このように、社会全体が不安に満ちているとき、デマやフェイクニュースに流されて、普段ならしない行動に、人々が駆られることがあります。そのようなとき、「本当かな?」「真実はどうなんだろう?」と、一度立ち止まって、本質をチェックし、自分の頭で考えて行動することが大切だということを、皆さんに伝えて、本日の講話を終わります。

                                                                                  令和3年9月1日 

                         千葉県立千城台高等学校長 久保木 孝雄


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