本日7月20日に,終業式が行われました。
体育館が工事のため,各教室で放送により実施されました。
明日からの40日間の夏休みに向けて,校長先生から3つのお話がありました。
1つ目は,生活のリズムに気をつけることです。
夏休み中も起床・就寝時間を普段と同じ時間で生活し,今までのリズムをくずさないように注意が必要です。
2つ目は,ていねいな言葉づかいに気をつけることです。
コミュニケーションでは自分自身が伝えたと思っても伝わらないことがあります。
ていねいな言葉づかいじゃないと相手が感情的になることもあります。
「親しき中にも礼儀あり」との言葉があるように,夏休み中もていねいな言葉づかいを意識して行動するようにしてください。
3つ目は,勉強の目的は何か考えて過ごしてほしいことです。
何のために勉強をするのか考えるためのヒントとして脳科学の知見から,池谷裕二著の「受験脳の作り方」が紹介されました。
私たちは勉強をするときにその知識だけでなく「理解の仕方」が記憶されているそうです。
これを「方法記憶」というそうですが,これは思いもよらないところで絶大な力を発揮しています。
社会に出てから解いたことのない問題をどう解決するかはこの「方法記憶」つまりは「理解の仕方」によるそうです。
ぜひいろんな教科の勉強で知識だけでなく「理解の仕方」を身に付けてほしいとのお話がありました。
この本は本校の図書室にもありますので,興味のある方はぜひ借りてみてください。
最後に,夏休み中は事件や事故にあわないようにくれぐれも注意してくださいとのお話がありました。