学校校章    千葉県立千葉盲学校
    本校は県内唯一の視覚障害(見えない・見えにくい)に特化した特別支援学校です。
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幼稚部紹介


1 千葉盲学校幼稚部の教育目標


<幼稚部における教育の目標について>

 幼児期における教育は、家庭との連携を図りながら、生涯にわたる人間形成の基礎を培うための大切なものです。幼稚部では、幼児の視覚障害や他の併せ有する障害の状態や個々の発達の状況を考慮し、幼稚部における教育の基本に基づいて展開される学校生活をとおして、生きる力の基礎を育成するよう次の目標の達成に努めています。

1 幼稚園教育の目標

 「幼稚園教育要領の5領域」 ①「健康」②「人間関係」③「環境」④「言葉」⑤「表現」

上記の幼稚園教育要領の5領域に、⑥「自立活動」が加わり、特別支援学校幼稚園教育要領の6領域になります。

2 「自立活動」の目標 

 個々の幼児が自立を目指し、障害に基づく種々の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、態度及び習慣を養い、心身の調和的発達の基礎を培う。

 1.「自立活動」の内容 

 (1)健康の保持

 (2)心理的な安定

 (3)人間関係の形成

 (4)環境の把握  

 (5)身体の動き

 (6)コミュニケーション

3 指導の重点

 「生活の基盤作り」を目指し、本校幼稚部では次の項目を指導の重点として取り組んでいます。

 1.生活のリズム(睡眠、食事、排泄、清潔、衣服の着脱)を整えて、情緒の安定を図る。

 (1)元気に登校し、学校生活に慣れる。

 (2)運動の量や時間を確保し、睡眠・食事・排泄など、生活のリズムを整えていく。

 (3)一日の活動の流れを知り、積極的に様々な活動に取り組む。

 (4)食事、衣服の着脱や排泄など、一人でできることを増やす。

 (5)場に応じたあいさつができる。

 (6)自分の持ち物がわかり、使うものを準備したり、片付けたりできる。

2.視覚、触覚、聴覚など、あらゆる感覚の十分な活用を目指す。

 (1)目をぶつけたり、押したりしないように注意することができる。

 (2)矯正眼鏡や遮光眼鏡などを日常生活の中で使用し、装着することに慣れる。

 (3)視覚や手指を使う経験をとおして、いろいろな素材を確かめたり、自由に操作したりして楽しむ。

 (4)視覚以外の諸感覚も上手に活用し、まわりの様子を知る。

 (5)音楽に親しみ、歌を歌ったり、楽器を鳴らしたりする楽しさを味わう。

3.自然や社会の事象、動植物など、身近な環境について興味や関心の広がりを目指す。

 (1)身のまわりにあるものや、動植物などに興味をもつ。

 (2)身のまわりにあるものの色や形、数の違いなどに気づく。

 (3)身近な自然とふれ合う機会をとおして、自然にあるものを使って遊ぶ。

 (4)身近にある玩具や乗り物などを使い、友達とごっこ遊びやままごとなどを楽しむことができる。

4.人とのかかわり合いを楽しみ、思いやりの気持ちを育む。

 (1)教師からの呼びかけや、話しかけを喜ぶ。

 (2)友達や教師とのかかわり合いを多くもち、集団に慣れるとともに、集団活動の楽しさを知る。

 (3)生活に必要な、簡単なことばややりとりの方法がわかる。

 (4)自分の思ったことや感じたこと、要求などを、発語・発声・身振りで表現できる。

 (5)友達を思いやった行動をとることができる。

5.楽しく体を動かす経験を充実させ、生活に必要な体づくりを目指す。

 (1)いろいろな遊具を使って、友達と楽しく遊ぶ。

 (2)戸外で思いきり体を動かし、基礎体力や調整力を身につける。

 (3)体を動かす喜びを知り、運動への意欲を高める。

 (4)歩くことに慣れ、歩く楽しさや喜びを知る。


2 日課表


幼稚部の日課表


3 指導形態と指導内容


 「おはようの会」・「帰りの会」

 1.教師や友だちとのかかわり合いを楽しみながら、集団の中で活動する意識や意欲を高め
   る。

 2.興味をもって相手の話を聞いたり、自分の話を発表したりする経験を通して、やりとりの
   楽しさを味わう。

 3.歌や手あそび、楽器あそびなどを通して、音楽に親しみ、教師や友だちと一緒に表現する
   楽しさを味わう。

 4.一日の流れを知り、見通しをもって活動に取り組んだり、一日の活動を振り返ったりでき
   る。

2 「生活」

 1.一日の生活を通して、食事、排泄、衣服の着脱、歩行などの中で、できることを増やす。

 2.友だちや教師との楽しいかかわりや係活動などを通して、場に応じたあいさつができる。

3 「あそび・リズム」

 1.いろいろなあそびを経験する中で、興味や関心をもって主体的、意欲的に環境にかかわ
   り、自らあそびを展開することができる。

 2.友だちとかかわりをもって遊ぶ経験を増やす。

 *)玩具や遊具を所定の場所に置き、主体的に遊びが展開できるように配慮する。

4 「運動」

 1.身体を動かす楽しさを経験することを通して、自ら体を動かす意欲を高める。

 2.集団の活動を楽しみながら、様々な運動遊びを経験する。

校庭のタイヤにのって遊ぶ幼児

5 「課題」

 1.一人一人の実態に応じた課題を設定していく中で、課題を達成する喜びを味わい、意欲を
   高める。

6 「さわる・つくる」

 1.いろいろな素材に触れて感触を楽しむ。

 2.積極的に手指を使って素材を変化させたり、イメージを持って飾ったり、道具を使ったり
   しながら作品づくりをする。

お絵かきを楽しむ幼児
7 「体験」

 1.自然の草木や周囲の事物に興味や関心がもてるような場所での活動を通して、季節の移り
   変わりを感じたり、季節感を味わったりできる。

 2.校外での散歩や買い物活動なを通して、いろいろな場所や集団での活動に慣れる。
砂場で遊ぶ幼児



4 年間行事


 前期

 1.親子行事「新入生歓迎会」

 2.親子行事「夏祭り」

 3.校外学習「千葉市動物公園」

2 後期

 1.学校行事「千葉盲祭」

 2.親子行事「移動動物園」

 3.校外学習「公共施設見学」

 4.学部行事「人形劇」

 5.親子行事「おたのしみ会」

 6.学部行事「豆まき会」

 7.学部行事「ひなまつり会」

 8.親子行事「送る会」


5.教育相談


1 視覚支援センターと協力して、0歳から就学前までの視覚障害を有する乳幼児の教育相談に
  応じています。視機能を補うための手立てをお伝えしたり、音が出る教材や光る教材・視覚
  補助具などを紹介したりしています。

                                                電話  043-422-0231

                                                 Fax  043-424-4592                                                     担当  視覚支援センター

                                              幼稚部主事 加藤 晴美