キャンパス紹介
周辺環境と施設が勉学と学校生活を後押しします

 
 千葉県立千葉中学校・高等学校は、JR内房・外房線の本千葉駅から徒歩10分、京成千葉線の千葉中央駅から徒歩15分、千葉都市モノレール県庁前駅から徒歩9分のところに位置しています。
 本校は、1878(明治11)年に創立して以来、140年以上の歴史を誇っています。1899(明治32)年には、葛城の高台に校舎を移転し、現在に至ります。2008(平成20)年には中学校が併設され、中高一貫校として新たな道を歩みはじめました。
 周辺には、千葉県立中央図書館や千葉市立郷土博物館(亥鼻城)、千葉県文化会館、千葉大学亥鼻キャンパスがあり、本校とともに文教地区を形成しています。また、千葉県庁や千葉県警察本部、千葉地方裁判所などの行政機関が立地しており、格式高い雰囲気が感じられます。そして、千葉寺方面に歩いていくと、自然やスポーツが楽しめる青葉の森公園があります。このように本校は、県都・千葉の中心地にありながら、文教施設や自然に恵まれており、勉学には最も適した環境にあるといえます。


 本校は、一膳坂とよばれる急な坂道を登った先にあります。一膳坂の名称の由来は「朝ごはん一膳をしっかり食べないと登れないほど険しい」というものです。一膳坂を登りきり、歴史ある校門に迎えられると、風格ある校舎が立ち並びます。
 その中でも、中学生が主に使用する中学棟は、2010年に竣工したばかりの新しい校舎です。中学棟には、中学1年生〜3年生が使用する普通教室のほか、体育室や技術室などの特別教室があります。中学棟の普通教室には、電子黒板機能付きプロジェクターが完備されており、ICT環境も充実しています。ホールには千葉中文庫という中学生用の図書コーナーを設置しており、読書に親しみやすい環境となっています。
 中学棟付近にはランチルームがあり、中学生は全員で楽しく給食を食べます。中学棟の奥には、2014年に完成したきれいな人工芝グラウンドがあり、体育の授業や部活動で使用されます。中学棟に隣接するテニスコートは2018年に改修工事が行われました。
 一部の教科や総合学習は、特別教室棟(理科棟)で授業が行われます。特別教室棟には、中学理科室や中学家庭科室のほか、少人数授業や総合学習(ゼミ)で使用する特別教室や多目的室があります。また、カウンセリングルームや高校理科の各教室、コンピュータ室もあります。管理・芸術教室棟では、音楽・美術・国語の書写の授業が、専門の教室で展開されます。
 そして、独立した建物として講堂、図書館、記念館(美術館)があるのが、本校の特徴です。中でも講堂は、1927(昭和2)年に建てられ、本校で現存する最も歴史ある建物です。講堂は、入学式や卒業式のほか、社会人講演会や合唱祭などの行事に使用されます。県千葉生は伝統が感じられる充実した施設環境にて、日々有意義な学校生活を送り、勉学に励んでいます。