ありがとうございました。
まさか? またしても? ほんとに?
応援してくださった方々もこのような言葉が頭に浮かんだのではないでしょうか。
1回戦敗退です。残念です・・・・
今回の組合せのポイントとなる試合で結果を出せませんでした。
指導する立場からすると原因はいろいろと浮かびます。
しかし、どのように練習をするとその原因を克服できるのか。
ここが問題です。
「一番の問題は力を出し切れない。」でしょうか。
良い結果を出せたときの、その状態を通常のレベルにしたいのですが。
これが難しい。
スポーツに限ったことではありませんが、
良い状態、よくない状態の差が大きいと、やってみないと分からないことになります。
この差を小さくし平均的な力を高くしないと試合に勝てないのだろうと思います。
練習しかないことは分かっていますが、どのように練習することが良いのか?
難しいです。
特別な力を持った選手がいるわけでもなく、
ごく普通の高校生がどのように練習すれば、状態の差を小さくできるのか?
今回のチームもよく練習しました。心を鍛え、技を磨き、体を強くし。
選手は悔しかったでしょう。よくこの一年間頑張りました。
試合に出た者、応援に回った者、サポートを頑張った者。よくやりました。
どのチームと比較しても遜色のないチームに育ったと自負しています。
「結果を出したかった。」関わったすべての人の素直な気持ちでしょう。
「素直な心、真剣な気持ち、真面目な姿。」
人として生きていくうえで大切な事と考えています。
「素直な心」を持った人には、人は色々な話をしてくれます。
「真剣な気持ち」を持った人には、人は助言をしてくれます。
「真面目な姿」を持った人には、人は手助けをしてくれます。
「何?助けてもらうことばかりじゃない?」とも思われるかもしれませんが、
人の世とはそのようなものではないでしょうか。
このような事を感じながら成長した人は、今度は人を助けるでしょう。
若松高校野球部の部員にはそんな人になってもらいたい。
高校野球はそんな人を作る場であってほしい。
勝つことを目標にしたチームにはそんな力があると思います。